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プロ野球のドラフト会議が10月20日に行われます。大分関係の注目選手としてドラフトに臨む古川雄大選手の意気込みを伝えます。
佐伯鶴城高校の古川雄大選手(186センチ/90キロ/外野手)は走攻守、3拍子揃ったプロ注目の大型外野手。
高校通算21本塁打。軽い身のこなしで簡単には得点を許さない堅い守り。
さらに、50メートル走6秒フラット。センター前ヒットの間に2塁まで走塁する足の速さを兼ね備えています。
--佐伯鶴城高校3年・古川雄大選手
「体も大きくてパワーが自信があるのでそのパワーをしっかり見てもらいたいなと思うのと、足には自信があるのでグラウンドの中を飛び跳ねるような動きで魅了できたらなと思います」
監督はこの春まで古豪・大分商業で指揮官を務めた渡辺正雄監督。
森下暢仁投手(広島東洋カープ/19年ドラフト1位指名)などを指導した名将もその身体能力の高さに太鼓判を押します。
--佐伯鶴城高校・渡辺正雄監督
「僕の中で、プロの評価もそうなんですけど今年の高校生の高校球児の中では、身体能力はナンバーワンだと思います」
そんな注目のドラフト候補、古川選手は小学3年生の時に、地元の佐伯市で野球を始めました。
中学校では、硬式のクラブチームに所属しつつ、学校の部活動で陸上部に在籍。リレーで全国大会に出場するなど足の速さはここで培われました。
--佐伯鶴城高校3年・古川雄大選手
「野球を始めたときからプロ野球選手になりたいとずっと思ってて、いまここまでやってきました」
そして甲子園出場を目指し、佐伯鶴城高校へと進学した古川選手。
夏の甲子園大分大会、大分舞鶴との準決勝。佐伯鶴城は8回までに7対3とリードしながら最終回に逆転を許しサヨナラ負け。古川選手の夏はベスト4で終わりを告げました。
--佐伯鶴城高校3年・古川雄大選手
「佐伯から甲子園へという思いでやっていた。俺たちならいけるって気持ちでやっててそこまで勝ち続けて…いけるって思いで試合に臨んであのような負け方をしたのですごく悔しさが…」
その悔しさを今度はプロの舞台で晴らしたい。ともに戦った仲間たちへの感謝の思いも胸に、古川選手は次なるステージを目指します。
--佐伯鶴城高校3年・古川雄大選手
「みんなと一緒にいれたからこそここまでやってこれたと思うし、ベスト4までいけたと思うので、すごく頼もしい仲間だなと、感謝しかないですね」
憧れの選手は、福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手という古川選手。
走攻守3拍子そろった佐伯の大型スラッガーが「球界最強」を目指し、注目のドラフト会議に臨みます。
--佐伯鶴城高校3年・古川雄大選手
「柳田選手もすごい選手ですがそれを超えられるような球界最強バッターになれるよう、1日1日プロの生活でも頑張っていけるようにやっていきたいと思います」
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